「虹彩認証SDK」の仕様・構成

「虹彩認証SDK」の仕様・構成

当社の「虹彩認証SDK」は、「虹彩認証ライブラリ」を核として、虹彩認証に必要な「カメラ制御・虹彩画像取得・瞳孔径/虹彩径の計測、虹彩コード生成・虹彩コード照合」の機能を提供する開発キットです。
当SDKにおける虹彩認証ライブラリは、「動的リンクライブラリ」として提供され、アプリケーションからはC++のインターフェイスを利用して必要な処理を呼び出すことができます。(一部言語バインディングも提供可)
SDKの中には、コンソール上で動作するサンプルアプリやサンプルデータベースの構築も行う機能がありますが、ご自身で編集または置き換えることで、独自のアプリケーションやサービスを開発していただくことも可能です。

※ 当SDKのご利用には、専用の「虹彩カメラ」が必要です

虹彩認証SDK 仕様

対応OS Windows 10(64bit)
Linux OS (64bit)
macOS
Android OS
対応言語 C++
依存ライブラリ OpenCV 4.4.0
cmake(3.1以降を推奨)

虹彩認証SDK 構成一覧

名称 ファイル名 内容
1 虹彩認証ライブラリ [Win版] IrisProc.dll
IrisProc.lib
[Mac版] IrisProc.dylib
[Linux版] IrisProc.so
虹彩カメラ制御、虹彩画像の取得、虹彩コードの生成・照合、ライセンスアクティベーションを行う機能があります。
2 ヘッダファイル IrisProc.hpp 虹彩認証ライブラリの各機能を利用するためのインターフェースの役割を担うヘッダファイルです。
アプリケーションから本ファイルをインクルードしてください。
3 サンプルアプリ
(コンソール版)
IrisConsoleApp/ 実際のアプリケーションへの応用を想定し、虹彩の撮影からデータベースへの登録、虹彩認証までの流れを、コンソール上で動くサンプルとして実装したサンプルアプリです。
4 ご利用ガイド iris-sdk-specification.pdf SDKをご利用いただく際のインターフェースと使い方ガイドです。
5 虹彩画像サンプル Iris_sample.jpg 虹彩認証が可能な虹彩画像のサンプルです。本画像の画質を参考に虹彩撮影を行ってください。

ライセンスアクティベーションについて

虹彩認証SDKをご利用いただくには、はじめに「ライセンスアクティベーション」を実行する必要があります。アクティベーションは原則オフラインのみで、下記の2つの方式があります。

①USBアクティベーション

「USBドングル」を用いてアクティベーションを行う方式です。(USBポート必須)
有償(1万円/ライセンス年間)となりますが、更新作業が不要のため手間がかからないメリットがあります。

使用USBドングル:「ROCKEY2」
販売:飛天ジャパン株式会社

ROCKEY2

②トークンアクティベーション

スマホアプリ利用やUSBポートがない環境の方はこちらのアクティベーションをご利用ください。
更新作業が必要なため、長期ライセンスでのご利用をおすすめします。

ご利用方法の詳細は「インターフェース仕様書」をご覧ください。

「インターフェース仕様書」ダウンロード>