虹彩認証FAQ

よくあるご質問や当技術についてのFAQまとめです

虹彩認証について

虹彩とは何ですか?
「虹彩」とは人間の眼にある「ドーナツ状の膜」のことです。
虹彩は、瞳孔の開き具合を調整するための筋肉で構成されており、外部から眼球内部に入る「光の量」を調整する機能を有します。通常「人間の目の色」の話をする時は、この「虹彩の色」を指しています。
なぜ虹彩で本人認証ができるのですか?
「虹彩模様」は、指紋と同じように人それぞれで異なり他人と重複しないためです。
虹彩には模様があり、その「虹彩模様」は、指紋と同じように人それぞれ異なります。身体の一部であるにも関わらず遺伝的な影響がほとんどなく、同一人物の左右でも、一卵性双生児であっても異なります。 また、顔や指紋と違って生後2年経過後、つまり満2歳以降は一生「経年変化しない」ことも大きな特徴と言えます。
虹彩認証は誰が最初に考えたのですか?
ケンブリッジ大学のジョン・ドーグマン博士です。
1986年に、アメリカの眼科医であるレオナルド・フロム氏とアラン・サフィール氏らが、「虹彩パターンは人によって違う」ことを発見し、特許(フロム特許)を出願しました。
さらにその後の1992年に、ケンブリッジ大学のジョン・ドーグマン博士が「虹彩のパターンを数学的な根拠に基づきコード化を行う特許(ドーグマン特許)」を出願しました。これらが、虹彩認証が世に生まれるきっかけとなっています。
コンタクト・カラーコンタクトを装着していても虹彩認証は利用できますか?
一般的な、無着色のクリアコンタクトレンズについては問題ありません。
カラーコンタクトにつきましては、着色レンズの模様が、虹彩模様を覆ってしまい、認証の妨げとなってしまうため利用不可です。
眼鏡(メガネ)を装着していても認証できますか?
可能です。
メガネや透明なゴーグルなども認証自体は可能です。しかしながら、虹彩の撮影には、赤外光の照射を行なっており、眼鏡をかけている場合、眼鏡上における赤外光の反射位置によっては、認証エラー(本人拒否)が発生する場合があります。
サングラスを装着していても認証できますか?
赤外LEDを十分に透過できるサングラスであれば大丈夫です。
虹彩の撮影には、赤外光の照射を行なっており、着用しているサングラスの光の透過率に依存します。
当社SDK使用のテストによる目安としては、撮影対象となる目が、目視で見える程度のサングラスで成功しているケースもあります。詳しくは、開発版ライセンスなどでお試しください。
虹彩認証に使用するカメラは普通のカメラで大丈夫ですか?
原則として、虹彩を撮影する専用のカメラが必要です。
虹彩の撮影には、赤外光の照射を行った撮影が必要となり、通常の可視光下のカメラですと、画質を良くするためにIRカットフィルタが組み込まれているため、虹彩の撮影ができません。
屋外(太陽光の下)での認証は可能ですか?
可能です。
撮影位置や、太陽光の映り込み具合によって認証エラーがおきる場合もありますので、導入前に同様の環境でお試しいただくことを推奨しております。当社の虹彩合成技術によって精度の向上も見込まれます。
暗い場所での認証は可能ですか?
可能です。
虹彩の撮影には、赤外線カメラを使用しているため、暗い場所でも認証が可能です。暗所では瞳孔径が大きく広がりますが、パナソニックの特許技術を取り入れることにより、瞳孔径が変わっても認証エラーが起きにくい仕様となっています。
結膜炎等で目が充血している場合でも認証できますか?
結膜炎や目の充血は虹彩に影響を及ぼさないため、問題なく認証できます。
目は、白色の部分を強膜、真ん中の黒い部分を瞳孔といい、その間のドーナツ状のものが虹彩といった構成となっています。結膜炎や目の充血は、強膜部分が赤くなったりする症状ですので、虹彩模様には影響がない限り認証に影響はありません。
虹彩は歳をとることで変化しますか?
虹彩は、生後2年経過(満2歳)以降は、経年変化しません。
人間の虹彩は、生まれてから約2年ほどまでに虹彩模様が決定し、それ以降一生変わることはありません。
しかしながら、虹彩領域に影響のある目の手術、目の怪我などにより、虹彩模様が欠損、または変わる場合があります。
虹彩認証には両目の登録が必要ですか?
片目での認証も可能です。
片眼のみの認証も可能ですが、もちろん両眼での認証も可能です。
ご利用されるサービス、ユーザビリティなどに応じて、扱い方を選択していただくことが可能です。
虹彩は左右の目で同一ですか?
異なります。
虹彩は、同一人物でも、左右で全く異なる模様となっています。
双子(一卵性双生児)の虹彩は同一ですか?
異なります。
虹彩は遺伝の影響をあまり受けないため、虹彩模様は同じDNAを持っている一卵性双生児であっても異なります。
また、虹彩だけでなく指紋も一卵性双生児であっても異なりますが、虹彩パターンの方が指紋パターンよりも複雑であることが研究によりわかっています。
死人の目でも認証しますか?
人が亡くなると虹彩の筋肉が弛緩して、瞳孔が拡大したような状態になるため、虹彩を認識できなくなります。
虹彩は、虹彩筋という筋肉からなる組織であるため、人がなくなった場合は、全身の筋肉が弛緩するように、虹彩も弛緩し、結果として瞳孔が開ききったような状態となります。
そのため、死人での虹彩の認証は不可能となります。
顔認証との違いを教えてください
認証に用いるものや、経年変化の有無などが異なります。
顔認証は「顔の特徴点(骨格、目や鼻などのパーツの位置等)」を用いて本人認証を行うのに対し、虹彩認証は「人間の眼にある虹彩」を用いて本人認証を行います。必要なのは虹彩の情報のみのため、顔認証の障壁になりやすい「マスクやヒゲの有無」等に左右されることはありません。ムスリム女性のように「ヒジャブ」を着用していても、目の部分が露出していれば認証可能です。
また、顔は比較的経年変化が起きやすい部位ですが、虹彩は経年変化しません。
レーシック手術をしても認証できますか?
可能です。
レーシック手術は角膜の手術にあたるものであり、虹彩模様への影響はないため、変わることはなく認証可能です。
視覚障害や白内障・緑内障等の方は虹彩認証を利用できますか?
症状の具合などによります。
虹彩模様に影響があるかどうかが、認証可否のポイントとなります。
赤外LEDは目に悪影響を及ぼしませんか?
IEC62471安全性基準を満たす形で虹彩カメラを準備する必要があります。
長時間、光量の高い状態で、赤外線を浴び続けると目に影響が出る場合があります。
そのため、実際の製品として虹彩カメラを独自で製造する場合には、光生物学的安全性IEC62471の安全性基準を満たすものを製造する必要があります。
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当サイト/当虹彩認証技術(SDK)について

SDKを利用するにはどうすれば良いですか?
当サイトの「お見積もりフォーム」より、見積もりをご依頼ください。
虹彩認証SDK 開発版ライセンスの提供をしております。虹彩カメラレンタルと併せて、まずはお気軽にお見積もりをご依頼ください。
資料ダウンロードはどうすればできますか?
資料ダウンロードページよりご自由にどうぞ。
資料ダウンロードページより、ご希望の資料の「PDFダウンロード」を押していただくと自動的にダウンロードされます。
虹彩認証のデモ実演はやっていますか?
ご来社いただければ可能です。
当社では限られた人員数で研究開発を進めている都合上、恐れ入りますが現在デモ実演は、ご来社いただける企業様のみとさせていただいております。ご来社が難しい場合は別途ご相談ください。
虹彩認証SDKとはなんですか?
「SDK」とは「Software Development Kit」の略で、開発パッケージのことです。
「虹彩認証SDK」は、当社の「虹彩認証エンジン」をSDK化したもので、様々なアプリやエンジン等に組み込んで開発していただくことが可能です。
虹彩認証SDKを使用してどんなサービスが可能ですか?
「虹彩認証SDK」は、他のエンジンやAI、IoT等の様々な機能との組み合わせが自在です。
入退室管理やスマホ・タブレット・ノートPCへの組み込みや、コネクテッドカー関連のお問合せを多くいただいています。新製品開発の他に、今すでに製品化されている、もしくは開発中の製品やサービスにも組み込めることもSDKのメリットでしょう。
虹彩認証SDKについての資料を送って欲しい
当ウェブサイトよりホワイトペーパーのダウンロードが可能です。
当社ではエコ活動の一環として、紙による資料の送付は行なっておりません。当サイトの資料ダウンロードページより、ダウンロードを行なっていただきますようお願いします。
取材は受け付けていますか?
はい、可能です。
当サイトのお問合せページより、社名、目的、取材内容などを明記の上、お問い合わせいただければと思います。
虹彩認証用のカメラなど製品や機器は販売していますか?
虹彩カメラ(開発用)のレンタルのみ行なっております。
現在は虹彩カメラ(開発用)のレンタルのみで、機器等の販売は行なっておりません。
虹彩認証システムの価格、費用を教えて欲しい
「お見積りフォーム」より、お気軽に見積もりをご依頼ください。
現在提供中の開発版ライセンスは、1ライセンス 70万円(税別)/年です。また、虹彩カメラレンタルは、1セット 6万円(税別)/年です。商用利用につきましては、ご利用されるシステム構成や、虹彩認証エンジンの寄与度によって異なりますので、本導入をご検討いただける際は、別途個別でお見積もりさせていただきます。
虹彩の撮影データが流出する危険性はないですか?
虹彩画像を虹彩コード化後、虹彩画像を破棄することで流出リスクを抑えることが可能です。
撮影が終わると虹彩コードへ変換し、ただちに虹彩画像を破棄することができますので、虹彩画像が流出してしまうリスクを抑えることができます。認証に使用するものは虹彩コードのみなので、虹彩画像は保持していただく必要はありません。
虹彩認証のメリット・デメリットを教えてください
メリット:便利・高精度・経年変化しない / デメリット:高価格・導入事例が少ない
虹彩認証のメリットは、身体の一部を用いて本人認証を行うため、鍵やICカードなどの「所有物認証」や、IDやパスワード・暗証番号などの「知的認証」と異なり、持ち歩きや記憶が不要であることです。
また、他の生体認証技術と比較すると、他人受入率が低いこと、認証がタッチレスであること、経年変化による影響がないことがメリットとして挙げられます。
デメリットとしては、世界的に見て開発している企業が少ないこと、まだあまり世に普及しておらず価格が高いこと、導入事例が少ないこと等でしょうか。
認証速度はどれくらいですか?
1秒未満となります。
虹彩画像を与えてからの虹彩認証速度については、ドーグマンアルゴリズムにはほぼ1秒で認証可能との記載もありますが、当社はそれよりも速い速度での認証が可能です。
虹彩認証SDKはスマートフォン(スマホ)やタブレット端末・パソコンなどに搭載することは可能ですか?
はい、可能です。
製造されるスマートフォンやタブレット、パソコンなどの設計・仕様などに合わせて、組み込み調整が必要となる場合があります。まずはお問い合わせください。
虹彩認証をロボットに組み込むことは可能ですか?
はい、可能です。
当社の虹彩認証SDKは、LinuxOS/MacOS/WindowsOSでお使いいただくことが可能です。またRaspberry Pi3(Jessie)での動作は確認済みですが、OSの種別などによって動作しない可能性もございます。まずはお問い合わせください。
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