虹彩認証は、その精度の高さから「セキュリティ関連事業」への導入需要がメインです。
「虹彩認証システム」をふさわしい利用シーンに導入することで、その高い「UX」感はユーザーに驚きと感動をもたらし、新規のサービスはもちろん、既存のサービスまでもが便利で豊かなものへと生まれ変わることでしょう。
海外では普及が進んでいる虹彩認証ですが、日本国内においては、一部のスマートフォンを除くと導入事例はほとんどありません。これから活用が見込まれる市場や、ご相談いただいた事例、海外での成功事例などを紹介いたしますので、ぜひ参考になさってください。また、導入に関してのお問合せはお気軽にご連絡くださいませ。
工場、医療現場、オフィス、マンション、会員制施設向け
ICカードや鍵などの所有物認証が多い入退室管理ですが、虹彩認証システムを導入することにより、鍵の複製や盗難による犯罪リスクを回避することができます。虹彩は偽造も困難であり、他人によるなりすましも起こりません。
機密情報の漏洩防止や、工場・医療現場の安全性確保、マンション・スマートホームなどのセキュリティの差別化に需要の高まりを見せています。
また「虹彩認証SDK」なら、会員管理や勤怠管理などのシステムと組み合わた開発も自在にできます。
虹彩認証なら「手袋やマスク」をしたままで認証可能なため、食品などを扱う工場や医療現場においても、作業白衣のままで本人認証を行うことができます。また、タッチレスな生体認証であるため、着替えやICの持ち込みによる異物混入などの事故を未然に防ぎ、今までにないスムーズかつ清潔で安全な入退室管理を実現できます。
コネクテッドカー、ATM、金庫、空港、PC・スマホ端末向け
パスワード認証の限界論が広がるに連れて、これからの認証のあり方を変える技術として生体認証が期待を集めています。中でも「虹彩認証」は認証精度が最も高いと言われており、かつ認証スピードも高速なため、「1対1認証」はもちろん、「多要素認証」や「1対n認証」にも対応可能です。
虹彩は偽造が難しいことから「なりすまし」を徹底的に防止でき、外傷やマスク・手袋などの影響も受けません。タッチレスで衣服類に影響を受けないUXと、強固で高精度なセキュリティが、貴社の新サービスを加速します。
例えば運転席に座ってバックミラーを合わせる時、ハンドルに両手を添えた時、ごく自然なUIで「虹彩認証」による「エンジン始動」が実行できれば、キーの盗難やスマートキーのハッキングによる車両盗難を防ぐことができます。また、本人認証を経てパーソナライズしたコンテンツを配信したり、車内決済システムと紐付けることも可能です。
ポスレジ、レジャー施設、ホテル、飲食店、決済デバイス向け
日本でも、キャッシュレス社会の実現に向けて高まりをみせている「FinTech」。多くのFintech企業がスマートフォン決済サービスに参入している現在ですが、スマートフォンの次のステージと言われているのが「生体認証×FinTech」です。生体認証であればスマホの大敵であるバッテリーを気にする必要はありませんし、なりすましも困難です。中でも、生体認証において最も高精度であるとされる「虹彩認証」なら、決済サービスに安心と安全をもたらすだけでなく、ユーザーに快適なUXと満足感を提供できます。
プールや温泉・スパなどのレジャーでは、現金の持ち歩きはとても面倒であり盗難リスクを伴います。入場時に「虹彩」へ通貨をチャージできれば、施設内のアトラクション利用や食事などすべての決済が手ぶらで完結できます。指がふやけたり、水温による体温低下の影響も受けない「虹彩認証」は、まさにベストなソリューションと言えます。
虹彩認証システムを導入するまでの参考フローです。
導入をご検討いただける際は、必要なライセンス数・カメラ数がお決まりであれば「お見積りフォーム」をご利用いただくとスピーディーに対応できます。その他のお見積もりのご相談やご質問などは、「お問合せ」からお気軽にご連絡くださいませ。